ドラゴンクエスト

■ENIX
■1986年

言わずと知れた迷作RPG
映像とゲームバランスは古さを差し引いてもツライです。ただ、「どうぐや」という名前とか、今のRPGにも影響を与えている所はすごい。また、耳に残る音楽はすばらしいと思います。

これはクソゲーじゃないぞ!という声が聞こえてきそうです。
別に世間の評価に逆らうのがカッコイイ、というわけではないのですが、これはクソゲーです。
よく、元祖RPGなどと言われますが、『ウルティマ』のシステムをそのまま頂いて、
戦闘は『ウィザードリィ』で行った優秀なクソゲーです。

主人公が王様にケツを向けた状態でゲームは始まります。
こんな無礼にも、寛大な王様は『竜王を倒して世界を救ってくれ』と主人公に依頼。
その後、王室の右上にある宝箱を開けて、中に入っていたカギをゲット。

「兵士に話しかけろ」という王様の指示通り『はなす』コマンド使用。
人と話をするのに方角を指定させるなよ!
早速、旅の準備をしに外に行こうと階段まで来るも、階段の上で足踏みを続ける主人公
階段を降りるのにも『かいだん』コマンドが必要らしい。
下手な幼児よりも手がかかる勇者です。
階段を下りて、すぐまた王様に会いに行ってみましょう。

「おお らじを!
 よくぞ ぶじで もどってきた。
 わしは とても うれしいぞ。」

やはり、王様も幼児以下の勇者の一挙一動に不安を覚えていたのか。
階段の上り下りが、そんなに大変そうに見えたのでしょうか。感動してもらえてうれしいです。
その後、聞きもしないのに、レベルが上がるまでに必要な経験値・復活の呪文を話し出します。
一国の王様が唐突に、
「えくしまも らろまもべかこ
 せつにはほ こたと。」
とか言い出したら、完全にご乱心です。
まぁゲームですから、100歩譲って許すにしても、
最初から最強レベルの復活の呪文を教えてくれてもいいじゃないか。本当に世界を救って欲しいのか?
しかも、さっき取り忘れた宝箱は跡形もなく消えております。

チャンスは1度だけ、人生に2度は無い

王様の厳しい教えを実感しました。所持金はもちろん0ゴールドです。
このままモンスターのいる荒野に放り出されて死んでしまうのか?
そんなことはありません。なんてったって名作ですから。


放り出されました。スライムと互角の戦いを強いられます。
慌てて、近くのラダトームの町に逃げ込み、体力を回復するため、宿屋へ向かいました。

「たびびとの やどやへ ようこそ。
 ひとばん 6ゴールドですが
 おとまりに なりますか?」

はい

「おかねが たりませんが。」

お金が足りませんが、どうしたというのでしょう。
お金が足りませんが、今回は泊まっていってください。ではないみたいです。


おとまりになれませんでした(泣)

泣く泣く、外に出て宿代6ゴールドを稼ぐ旅へと出発です。
もう、自分がなんの為に旅をしているかわからなくなっています。
『スライム』を倒しつつやっと6ゴールドたまりました。
もうHPは残り3です。画面が赤くなってます。
慌てて町に帰ろうとするも、町のギリギリ手前で敵に遭遇。
『スライムベス』があらわれた!
いきなり、3ポイントのダメージを受け、悲しい音楽が鳴り響く・・・。

あなたは しにました

その後、王室に強制送還されるも、「生きてるじゃん!」とうれしい悲鳴。
王様が話しかけてきます。

「おお らじを!
 しんでしまうとは なにごとだ!」

いや、大変だったんだよ!

「しかたのない やつだな。
 おまえに もう いちど
 きかいを あたえよう!」

なんという物言いでしょう。死線をさまよった勇者にかける言葉が「しかたのない やつだな。」これですよ。

「たたかいで キズついたときは
 まちにもどり やどやに とまって
 キズをかいふくさせるのだぞ。」

それをやろうとして死んだんだよ!!

まあ、ゲームオーバーにならなかっただけマシです。
今度は、宿屋に泊まるだけのお金はあるし・・・って半分に減ってるよ!
また、あと3ゴールドためるのかよ!!
力尽きました。不甲斐ない自分をお許しください。